レースシムプレイ環境の遷移まとめ

sim環境
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アキラ総帥です。

レースゲーム環境がここ3年で目まぐるしく変化したので備忘録を残しておこうと思います。

私は最初はコントローラーで1か月程度遊んでおりましたが、ちょうどF1 2018の発売とともにハンコンデビューしました。

当時はハンコンに3万も出せるかー!というぐらいの超ライトユーザーでしたので、T300RSなどのFFBハンコンの余りの高さにちょっとそこまでは・・・
という金銭感覚だったので、FFBのないホリのハンコンを1万ちょっとぐらいならまぁいいかなということで始めました。
(このあと、レースゲーの面白さにハマり、3年以内でレースシムガチ環境にどんどん投資することになるとは、この時は知る由もないのである。。。)

デスククランプのホリハンコン(FFBなし)2018年8月~

写真残してなかったのですが、普通のデスクにクランプして使っておりました。このハンコンでF1 2018を1年遊び、とても楽しく遊べていました。

ということで当時はFFBハンコンの3~5万なんて高くてだせないという程度のライトなレースゲーマーだったのですが、この環境で1年ほど楽しく遊べたし、壊れかけてきたので、じゃぁ次はそのぐらいは出しても楽しめそうだなと思えたので次にFFBハンコンデビューします。

デスククランプのT300RS(初FFBハンコンデビュー)2019年春、夏~

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当時F1 2019をプレイしており、ウルトラワイドモニターもこのころ導入しました。

普通にデスククランプしているだけで、ペダルは足元にカラーボックスの一番下の段において、ペダルが後ろに下がらないように床置きしているだけという超簡単な環境です。

結局この環境で1年ぐらい楽しみましたが、だんだんともうちょっとフォーミュラスタイルに近い感じのほうがペダルコントロールしやすいのではないかと考え始めたのと、デスクチェアーの車輪で椅子が後ろに動いてしまうのもあり座椅子スタイルへの変更を決意。

座椅子スタイルでのT300RS 2020年~

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ということでころがってた座椅子を持ってきて座椅子環境に変更しました。

ペダルは後ろに木でも置いてストッパー代わりにするだけの簡単な環境です。このころはペダルに対してのコントロールは多少やりやすくなったものの、膝裏に枕を置いて支えたりしないと足の姿勢キープがちょっとしんどいなーと思い始めました。ローデスクの天板に膝も当たっていたいし、まだベスポジが決まらないけど、完全に椅子スタイルのときよりは雰囲気は出ていたので引き続き楽しんでおりました。

ただし、ブレーキを薄ーく残したいのにこのペダルだと残しているつもりでもゲーム入力的には残っていないことが多く、ペダルの遊びが多すぎて浅い領域のブレーキコントロールが全然できないのが不満に思い始めておりました。

座椅子スタイルでT300RSハンコン+ペダルのみfanatec CSL ロードセルペダル 2020年途中~

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もうちょっとハイバックな座椅子じゃないとキツかったので座椅子を新調。そして、ついにfanatec CSLロードセルブレーキを導入します。

今までのペダルに比べると金属製で明らかにしっかり固定しないとちゃんと踏み切れないという環境になったので、まずはベニヤ板に固定し、座椅子の下に敷き、自重で大丈夫だろうと思ったものの、ペダルを踏むとベニヤ板がしなることで力が逃げて全然踏み抜けないことが判明。(確かブレーキMAX踏力20k設定ぐらいじゃないと100%踏めなかった)

結果、木の角材で長方形に座椅子とペダルを囲むようにし、ペダルを木の角材に固定することで固定。
これでようやく40kぐらいの踏力で踏めるようになった。

従来のペダルよりも、ちょっとブレーキに触れるだけで数パーセントブレーキを認識してくれるので、10~20%ブレーキを薄く残すというコントロールがやりやすくなってタイムが改善しました。

ただ、40k設定程度でないと100%踏み切ることができなかったのでまだまだ浅い領域のコントロールののりしろが少ないのでもっとちゃんとした剛性のコックピットがないとこのブレーキのポテンシャルを生かしきれないと実感したのもこの時でした。

このロードセルを機に、剛性の重要さに気付いたためコックピットのSUSフレーム化を検討しはじめました。そして、高級ハンコンを買いたいと思ったものの、まずはコックピットの剛性がないと絶対に無理だと思っていたのでなおさらSUSフレーム化まったなしの状況でした。

中古車のシートを導入。座椅子レーシングからの卒業。 2020年某月~

座椅子ではもも裏に常に力が入るというか、膝裏にクッションを入れたりなどしないと足の位置が維持できないので次はちゃんとしたシートのほうがいいなと感じたため、中古車のシートを購入して座椅子レーシングから卒業しました。

シートレール付きだったので乗り降り時に前後に動かせますし、やっぱりレースシムだから車のシートはものすごく良かったです。
ヤフオクで3000円ぐらいだったし、座椅子時より圧倒的に座り心地も良くなりました。

一部SUSフレーム化 2020年某月~

いずれダイレクトドライブを導入するつもりだったのでまず先にSUSフレームだ!ということで先に一部SUS化しました。
この時はケチだったがために、ハンドル部分がSUSでガッチリしてればいいんじゃね?という浅はかな知識で一部分のみのSUS化となっております(笑)

元の木枠を挟み込む形で元のパーツも利用した設計にしましたが、今となっては初めからSUSオンリーの設計でよかったなとおもっています🤪
この時はT300RSでしたけど、SUS化するだけでも剛性が格段に上がり、走行時もハンドルがズレるようなこともなく、机が浮くこともなく、安定性が増しました。

机クランプの時は力が入ると机が浮き上がろうとしたりと、やっぱり微妙にハンドルが動く状況だったものが、SUS化されるとガッチリして確実に動かなくなりました。

ただ、1点失敗したなというのがブレーキ側の設置もSUSフレーム化するべきでした。ブレーキの固定を木枠にネジ打ち込みなので木がしなってしまい、ブレーキの踏み込みはSUSの剛性の恩恵がない構成になっているのでブレーキ側も考慮しておけばよかったです。

そのため、このころから今度はfanatec CSLロードセルブレーキに対して不満が出始めます。
F1ゲームをやるなら100%ブレーキが必要なので弱めの設定にしないといけないが、iracingなら90%程度のブレーキしかいらないので(フォーミュラは即ロックするので100%は不要)、iracingをするときにはブレーキを重め設定にして物理的に踏み抜けないような設定にして対処していました。

ただ、そうすると遊ぶゲームタイトルによってブレーキの重さが全然違ってくるしで統一した力感でブレーキコントロールできないことに不満が出てきていました。

※この時はまだiracingの機能でブレーキカーブの調整ができる機能がありませんでしたし、ブレーキカーブを好きに出来るペダルはHeusinkveldのsim pedals sprintのペダルしかありませんでした。

fanatec DD2導入 2020年9月~

そしてついにT300RSから卒業し、fanatec DD2を導入しました。

ダイレクトドライブからはSUSフレーム必須という話は聞いていたので先に一部先行導入済みだったのでわりとサクッと移行できました。

穴もDDにあうように開けていたので設置も困らず、ガッチリ絞めればビクともせずに、実車カートで遊んだ時のような10分で握力なくなるようなトルクの強さでも遊べてしまうのでDDのパワーに驚きでした。

T300RSからのDD2に変更したときの感想動画でも言っておりますが、ゲームによって満足度は結構変わりました。
コドマスF1ならコスパ悪いけど、iracingなら大満足みたいな。

↓気になる方は是非どうぞ。

Heusinkveldのsim pedals sprintを導入 2020年12月~

そしてついにブレーキカーブを自在に描けるシムペダルスプリントを導入しました(この時代には今ほど他社メーカー参入前なので、シムレーサーの最上級の行き着く先のペダルがシムペダルスプリントしかないかなという時代でした。今なら他社のペダルがたくさん出てきたし、ブレーキカーブの調節も結構安価モデルでも可能になってきた。)

これでようやく、iracingでは重めにして100%ブレーキを物理的に踏めないように調節するということもせずに、すごく軽い力で100%踏み切れる設定なのに、ブレーキカーブ上限設定により内部的には90%までしか踏んでないような調整をすることができ、iracingにおけるフォーミュラカーのブレーキが格段にロックしにくくなり走りの安定感が増しました。

iracingのビッグフォーミュラでは100%ブレーキは不要なので、今まではどうしても即ロックしてくるりんぱ!みたいなことが良くありましたが、それが無くなってとても満足しました。

あとは、100%ブレーキをドンっと踏んだ後、クリップまで薄くゆるゆる抜いていきながらも薄く残すトレイルブレーキのコントロールも格段にやりやすくなりました。

また、コドマスF1ゲームにおいては逆に100%ブレーキが必須であり、制限する必要がないのでなんのゲームを遊ぶかによって設定ファイルをロードしなおすことでコドマスF1の時は100%ブレーキ、iracingの時はこういう上限ありの設定で、同じ力のペダル使用感覚は共通のまま遊びわけるという使い分けができるようになりました。

また、ブレーキ新調に伴い、SUSフレームも拡張して木枠に固定を卒業し、SUSに直接固定でさらなる剛性を確保しました。

3画面化 2021年12月~

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そして今度はiracingなどをやるには3画面あるほうが望ましいのもあって、3画面を導入。

ハンコン装備的にはDD2&シムペダルスプリントという、シムレーサーなら最上位クラスに位置する装備になったのでもう壊れるまでこれでいいです🤣
まださらに上になるとsimucubeとか今ならアクティブペダルとかもっとすごいのがどんどん出てきておりますが、もうそこまではいいや(笑)

ということで、こんどは3画面かVRかで悩み、先にVRを試していたのですが(当時オキュラスクエスト2)圧倒的に没入感があって楽しいのは間違いなくVRなんですが、ゲーム配信を考えるとどうしても使い勝手が悪いのもあり、3画面を選びました。

PC負荷的にもVRはちょっとまだ早いので数年後にもっと全体的にPCスペックもVRも進化した3~5年後に試したいなという技術進歩待ちですね。

ということで3画面にしたのですが、これがまたiracingにおいて最高に役立ちました。
コドマスF1に関しては元々TVポット視点なのもあって1画面でも困っていないのですが(笑)

この3画面の良い所はやっぱり視野の広さです。今までは横のどのぐらいの位置に車がいるかわからなかったものがかなり見えます。
コクピット位置に相手のフロントウイングがあるぐらいの半身ぐらいで相手のウイングが画面端に見えるので相当視野が広くなり、iracingで事故せずにリスク回避で遊びたい派の私にとっては相当ストレスが減りました。(従来の1画面ならフロントタイヤ位置を相手のウイングが超えるぐらい並んでくれないと見えない)

キーボードアーム作成

そして、PCで作業することも多いのでキーボードを使う時に使い勝手が悪いのでキーボードアームも作りました。こんなかんじ。

SUSフレームの良さは好きに増設したりできることですね。

関節を作って避けられる構造にしつつ、キーボードうったりできるような構成で自由に作れます。(コストはかかるけどw)

お猫様を愛でながらその上でキーボードカタカタして作業するということも可能になり、これは良い改造でした。

配信においても走る時、チャットを返す時などサクッとアームで切り替えられるので重宝しています。

フルバケットシート化(完成系) 2022年夏~

そして、最後にしたのはシートをフルバケットシートに変えました。
これで完成系です。

過去、「シートでタイムは変わるのか①」「シートでタイムは変わるのか②」のブログ記事を書いておりますので詳細はそちらを参照していただきたいですが、実際のGなくとも、姿勢づくりという意味でフルバケの意味はかなりあったと思っています。

やはり、ドラポジって相当重要ですね。

ということで、2018年夏ころからFFBなしのホリのハンコンから始め、2022年夏ころまでに最終系にまで進化してしまうという、レースシム沼にハマった一例でした(笑)

まぁ一度投資してしまえば壊れない限りもうこの装備から大きく変わることは無いのでレースシムは一生の趣味として細々とF1おばあちゃんになるまで楽しみたいと思います٩(ˊᗜˋ*)و

皆さんも良きシムレースライフを!٩(ˊᗜˋ*)و

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